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毎月19日は食育の日〜2022年6月号〜

タイトル「アイガモロボ」



昨年は早い梅雨入りをした鹿児島では、
今年は関東よりも遅い梅雨入りとなりましたが、
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

さて、みなさんは「みどりの食料システム戦略」というものをご存じでしょうか?

ご存じでない方のためにかなりざっくりと説明すると、
生産・加工・消費・調達といった
食料システムを持続可能なものにしていきましょうという取り組みです。

このなかの取り組みの1つに、
2050年までに耕地面積に占める有機農業の取り組み面積を
25%(100万ha)に拡大するというものがあります。

この目標についてですが、現在の有機農業の取り組み面積について
みなさんはご存じでしょうか?

2018年の状況になりますが、なんと0.5%(23,700ha)しかありません。

この差を埋めていくために私たち地球畑では、
耕地面積の中でも多くを占める田んぼでの有機農業の普及に
力を入れていくこととしました。

そこで、このコラムの中で有機でのお米作りについて紹介をしていきたいと思います。




黄金色の稲穂
地球畑の有機米(2021年収穫祭の様子)



まず、購入するか、昨年収穫した種もみを使い、みなさんが田植えで見る苗を作る作業 「育苗(いくびょう)」があります。

育苗は田植えの約1カ月前から始まり、温度と日光を調整しながら行っていきます。
その作業と並行して、田んぼの準備も行っていきます。

その中でも、田んぼに水を入れ、田植えの数日前に行うのが「代掻き」です。



トラクターで代掻き(2022年6月18日)

代掻きは田んぼの中の土を細かく砕いて、田んぼを平らにしていく作業です。

土を細かくすることで苗の活着と発育をよくし、
均平をとることで成長のムラがなくなり品質を安定させることができます。

この2つの作業を行った後に、ようやく田植えを行います。

かつては手で行っていたことで大変な重労働だった田植えですが、
現在は田植え機で行うことで省力化されています。
(ちなみに、6/19に地球畑田植え祭を開催しており、
私は手作業での田植えを行っています( ;∀;))





田植え直前の苗


ここまで様々な作業がありましたが、
このあとにも大変な作業が残っており、
それが「除草」です。

有機農業でのお米作りの中で、大きな労力がかかるのが除草です。

しかしこれは有機農業の場合の話で、農薬を使用する慣行農業の場合は、
除草剤を使うことで済んでしまいます。

そのため、無農薬や有機での米作りをためらう生産者の方々がいらっしゃいます。


このように有機農業での米作りのネックとなっていた除草ですが、
その負担を軽減するために、現在あるものが実証試験中です。


なんとアイガモ「ロボ」です。






みなさんも合鴨農法というものを聞いたことがあるかもしれませんが、
これは田んぼの中を合鴨が動き回ることで、
水をかき混ぜて雑草の繁殖を抑制するために行われているものです。

これと同じ効果を狙って作られたのがアイガモロボです。

アイガモロボはソーラーで動いているため、主に日中に活動しており、
GPSで位置を把握し、田んぼの中をまんべんなく移動しています。

この移動の際に、水をかき混ぜることで雑草抑制に効果があります。




稼働中のアイガモロボ



ところで、なんでわざわざロボットにしたのか、
合鴨のままでいいんじゃないかと疑問に思った方もいらっしゃると思います。

なので、まず合鴨農法についてお話しさせていただきます。


活動中の合鴨ちゃん達



合鴨農法のメリットとしては、
先に述べました「雑草の抑制」と、
害虫を合鴨が食べてくれることによる「害虫駆除の効果」
「穂ができるまでの期間活動できる」
があります。

一方、デメリットとしては、
合鴨の脱走と外敵の侵入を防ぐため「ネットや電気柵で囲う必要がある」こと、
田んぼにいるときに「餌が必要」で、
田んぼから出した後も「1〜2ヶ月ほど肥育する必要がある」こと、
肥育した合鴨の販路があまりないこと
(あまり知られていませんが、合鴨を食用として育てるのが合鴨農法です)
があります。

合鴨も生き物ですので、米を育てながら合鴨を育てるという苦労があるため、
続かなかったということが起こっていました。



そこで開発されたのがアイガモロボです。
アイガモロボのメリットとしては、
雑草の抑制と、
ロボットであるため最初のGPSの設定をしてしまえば、
あとは時々様子を見るくらいで手がかからない
があります。

デメリットとしては、
合鴨とは違い害虫駆除はできない
田植えから約3〜4週間後の分げつ期
(根元から新芽が伸び株分かれする時期)には、
分げつを阻害してしまうため、そこまでしか使用できない
があります。


このメリット・デメリットを確認するため、
現在地球畑の生産者の田んぼでも、実証試験を行っております。

今回のコラムでは、田植えが始まったばかりのため、
アイガモロボを投入した様子のみの紹介となりますが、
次回ではアイガモロボによる雑草抑制についてお話しさせていただきます。


それでは7月のコラムでまたお会いしましょう。




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