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毎月19日は食育の日〜2022年10月号〜
地球畑のベビーフード特集
こんにちわ、スタッフＳです。
今月の食育コラムは、地球畑で大人気のオーガニックベビーフードについてです。
既にご利用頂いている方もいらっしゃるかもしれませんが、
地球畑のベビーフードができるまでのエピソードや、作り手の想いをご紹介します。
地球畑が贈る、安心のオーガニックベビーフードシリーズ。
農薬や化学肥料を使わずに育てた有機JAS認証を取得したお米、
お野菜などの国産素材を、保存料や添加物などを一切使わずに作った、
はじめての離乳食でも安心できる、思いやりあふれる離乳食です。
地球畑を運営するかごしま有機生産組合は、
日本でもトップクラスの有機農家の生産者団体です。
オーガニックは特別なものではなく、あたりまえに食べられるように…と、
結成当初は10人程の有機農家の集まりでしたが、
今では有機農家数160戸を超えるほどになりました。
その地元の有機米や有機野菜を使い、安心で安全、
さらに素材本来の味を引き出した離乳食は、
コロナ禍で会えなかった
出産祝いギフトとしても多くのご注文を頂きました。
ベビーフードの販売開始は2017年。
自分たちの子供に安心して食べさせられるような離乳食を作りたいと、
地球畑の加工チームの現役ママたちが企画しました。
力持ちのメンズもいますよ〜
原材料の有機農産物を作っているのは南九州の有機農家さんたち。
青果として販売されない「規格外品」は、
ほとんどが捨てられているのが農業界の現状です。
有機農家さんは除草剤や農薬・化学肥料を使いません。
毎日暑い中草むしりをし、
寒い中かじかむ手で作業をして頂いていますが、
収穫された有機農産物の一部は規格外品として捨てられてしまうのです。
私たちはそんな手間暇かけた安心で安全なお野菜を、
余すことなくお客様に届けたい、
有機農家さんに少しでも収入の足しになれば、という思いから、
積極的に規格外品を使い、新しい価値を付けて、
加工品としてお客様にお届けできればと考えています。
地球畑 生産者 山脇さん
子どもができて、農薬をかけながら授乳をすることに
「これ大丈夫かなぁ？」って疑問や不安がありました。
ちょうどその時にヨーロッパに視察に行く機会があり、
農薬散布をしなくても生計を立てている農家がいると知って、
私たち夫婦も有機農業に変える決意をしました。
子育てしているお母さんって、とにかくとても忙しいですよ。
気持ち的にもいっぱいいっぱいになったりとか、
特に初めての子どもだと戸惑うことも多かったり。
今は働きながら子育てを頑張らないといけなかったり、
睡眠不足を抱えたり、
全部ひとりで頑張らなきゃと思ったりと、
そんな場面も多いと思います。
そんな時に「ベビーフードがあったから自分もちょっとほっとできた」
と思ってもらえるような、子どものように大切に育てた
このベビーフードを側に置いてもらえると嬉しいですね。
山脇さんは主に
玉ねぎ、人参、さつまいもを作って下さっている、
ベテランの有機農家さん。
今はもう成人されたお子さんと一緒に、
ご家族で有機農業を営んでいます。
販売開始のベビーフードは、
有機野菜のペースト（瓶タイプ）の３つのみでした。
翌2018年には地元の特産品コンクールで理事長賞を受賞。
地元の農産物をつかった、子育て世代への新しい特産品として評価して頂きました。
2019年には有機米を使ったおかゆシリーズが販売開始。
おいしい有機米と有機野菜を使ったレトルトパウチタイプのおかゆです。
月齢別に選べる５種類がラインナップ。
地球畑加工事業部部長 内徳 健史
ベビーフードは親御さんの大きな愛情を持って選ぶ商品。
本当に安全じゃないといけないなと思いますし、味だってそうです。
有機野菜を使っているので自然本来の味わい、生産者さんの想い、
それらをしっかり表現できる商品を作らないと…。
という事で、とにかく妥協はできません。
実際に赤ちゃんが喜んで食べてくれているお手紙や、レビューを頂いたり、
いろんな形で知る事ができてほんとうに嬉しく、幸せな気持ちになります。
一番苦労した事が、日本で流通しているお野菜の中でまだ１％にも満たない
希少な国産有機野菜が原料なので、大量生産ができないこと。
ほとんど手作りなのでたくさん作れませんでした。
製造待ちの為に、せっかく頂いたご注文をお断りしなくてはならなかった。
待たせてしまうところが一番つらかったです。
一時は製造待ちでお客さまをお待たせすることもあったベビーフードも、
少しでもたくさん作れるようにと工夫をしながらの製造でした。
2021年、おかゆリシーズのパッケージをリニューアル。
今まで手作業で貼っていたラベルも印刷になり、販売までの時間を削減。
デザインもカラフルでかわらしくなりました。
瓶タイプとおかゆを組み合わせたギフトセットも販売。
ギフト箱には原爆の地、広島に世界中から寄せられた
折り鶴の再生紙を使用しています。
かごしま有機生産組合 地球畑 前代表 故 大和田 明江
生産者と消費者がつながり合い、持続可能なオーガニックを広めようと
作られたお店が地球畑です。
その中で「地球畑の食材を使ったベビーフードがあればいいのに」と
お客さんからの声もありました。
そんな声が集まり、有機JAS認証の自社製造工場も作っていたことから、
地球畑のオーガニックベビーフードを作るに至りました。
生まれた頃から有機野菜が食べられる環境があるような、
そういう社会ができたいいなと思っています。
地球畑は2022年で設立30周年を迎えました。
30年前の日本は、バブルが崩壊、平成の大不況に陥った頃。
高齢化に伴い消費者が日々の食生活を考え始めました。
無添加食品やオーガニックの知名度が増し、後押しされたかのように
政府が「みどりの食料システム戦略」を打ち出しました。
30年前の有機農業は、今よりもっともっと少数派。
除草剤や農薬が当たり前、有機農家さんにとっては逆境の時代でした。
周囲に理解もされにくく、村八分のような状況になりながらも、
信念を貫き通したベテランの有機農家さんたちは、
みなさん口をそろえて「やっと時代が追い付いてきた」と言います。
1月に行われた地球畑30周年記念式典
生産者から大手取引先様まで一堂に会しました。
生産者さんと桜島をバックに記念撮影
赤ちゃんに食べさせるものだから、安心安全なものを。
原材料にまでこだわった地球畑のオーガニックベビーフードには、
からだに良いものを食べて育ってもらいたい、
本来のおいしさを知ってもらいたい、
安心して子育てをしてもらいたい。
そんなつくる人の想いがたっぷり詰まっています。
地球畑のオーガニックベビーフード
インタビューが動画でご覧いただけます。
Love Life Organic動画
coming soon！
瓶タイプのみだった有機野菜のペーストシリーズも、
パウチタイプとして仲間入りします！
レトルトパウチは全８種類に。
さらに2022年12月には２棟目の加工工場が完成予定です。
たくさんのご注文にお応えできるように、着々と建設中です!
新加工場建設中
2022年10月現在の写真
工場完成をぜひお楽しみに！
今回はベビーフードについてのご紹介でした。
これからも愛情たっぷりのオーガニックベビーフードを
よろしくお願いします。
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