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地球畑通信 2019年 冬号
地球畑通信タイトル画像

■トピックス
・農家インタビュー「一心に技術を磨く」
・学校給食に、有機農産物を!有機農業で子どもたちの未来を守ろう!
・ヨーロッパオーガニック通信「イタリアのスローフード運動について」
・おすすめ商品「熟成ぬか床」

双葉


一心に技術を磨く
地球畑通信
インタビュー生産者:五嶋 大真さん(鹿児島県いちき串木野市)

やりたいように、やる
「技術を磨け、余計な営業はするな」。
元有機農業参入促進協議会会長の山下一穂氏(故人)は弟子達ににこう忠告していたそうです。最近、その言葉がよく身に染みます。
「自分の下手くそ!」その繰り返しです。 故郷のいちき串木野市で新規就農して4年目。昔から自然を眺めると心が落ち着き、力が湧いてきます。
 農業を守ることは自分を守ることなのです。
大学卒業後、農業団体職員をしていましたが、挫折したのを契機に「やりたいようにやろう」と決心しました。
まさにやぶれかぶれの挑戦です。
郷土の狭隘(きょうあい)な地域でも生き残れる方策として有機農業を選びました。
販路の確保をと、組合の研修生として1年間学びました。


険しい有機農家の道
しかし、そんな軽い気持ちだったので当然、大失敗。
手早く収入になるコマツナを作りましたが、病害虫にやられ、収穫が追いつきませんでした。
すき込んでいたら、隣家の老婦に「あったらしかことすんな」。ひどくがられました。
一枚、慣行カボチャも作りましたが、薬の臭いが不快で蔓や脇芽に触るのも嫌になりました。
どんな農法でも畑一枚、作物一つに真摯に向き合えなければ良いものは出来ないと痛感しました。


少しずつ掴めた手応え
現在、約1町歩の畑でタマネギ、ジャガイモ、短ゴボウ等根菜類を中心に栽培しています。普段は一人で管理し、植え付けや収穫が間に合わない時は、パートさんや障がい者支援施設にお願いしています。
 作付方針は、ニーズがあるものを適地(適期)適作すること。タマネギは3月獲りメーンで、ジャガイモは肌艶を良くするため、石灰使用を控え、乳酸菌入り肥料の施用や種芋に大麦発酵エキスを浸漬しています。
ゴボウは、地元で栽培農家がいないこともあり、挑戦しています。
収穫時はいつもドキドキですが「一喜一憂しても仕方ない。前進あるのみ」と自分に言い聞かし、良質物を安定的にお客様に提供できるよう努めています。
私は人前に出るのが苦手なので、販売の方は組合、地球畑のスタッフにお任せします。ご来園頂いた際は、笑顔でおもてなし致します。


最高に美しい畑作りを
今、私がやるべきことは一心に技術を磨くこと。
有機農産物といっても生産者の出荷価格は決して高くありません。収量・歩留まりが良く無ければ、経営が成り立たたないのです。
天候のせいにしようが虫のせいにしようが全て自分に跳ね返ってきます。
先輩方の指導や地元で培ってきた技術、先生方の科学的知見・客観的評価等を生かし、知識・技術・直感を深化させ、最高に美しい畑づくりを披露したいです。


憧れた農家のカタチ
夢は、再びイタリアを訪れること。伝統や歴史を重んじる街並みや景色・精神には感動しました。
視察先の米農家は、百年以上前の精米機を大事に使い続けているのです。
「先祖が守ってきた財産を受け継ぐのが私たちの仕事だよ」と語ってくれました。
それは、私が憧れた農家のカタチだったのです。



芽




 透き通った青い空が広がる冬晴れの日。五嶋さんの畑を訪ねました。
 道路に面した畑はじゃがいもを植えたばかり。冷たい風が吹く中、土を高畝に寄せて一人でマルチ張りの最中でした。
 なんだか大変そうに思って「誰か手伝ってもらえる日にしたら?」と余計なことを言ったら「明日は霜が降りるかもしれないから」とのこと。
 土手のすぐ下の畑には青々とした玉ねぎの葉がひしめいて、玉太りの最中。
「葉っぱは勢いがいいけれど、まだそれほど大きくなってないです」と少しはにかんだような笑顔。
 そういえば一緒に訪れたスタッフが「五嶋さん、人前で話すのが苦手と言うけれど、本当かな。」と言っていた話を思い出し、先日行われた作付け会議・総会の時の五嶋さんの発言に触れたら、「昔の血が騒ぐ時もあるのかな」と照れくさそうでした。
 新規就農者の立場から堂々と発言していた五嶋さん。実は全国的な農業団体の新聞記者として活躍し、農政の中枢近くで「夜討ち朝駆けという言葉どおり、皆が知らないことを知って上から目線になって行く」ことに矛盾を感じたという。
 「ふるさとの田畑は荒れる一方なのに、自分は一体何のために仕事をしているのか?」と。
 自分が本当にやりたいことは何なのかと考え、昔から現場でやりたかった自分に気づいて、そこから新たな人生が始まったのでした。

 「今までの事をガラガラポンにして、教科書や知識だけで思い込んでいることから離れて」とりあえずやってみようと歩き始めた有機農業の道。
 空気も風も冷たいけれど、陽射しだけが温かい畑の周りは、もうタンポポやホトケノザが咲いていました。
 もう一度イタリアを訪れたいと語っていた五嶋さん。ヨーロッパでは農家の暮らしを国が保障する仕組みが整っているという。五嶋さんのような若者が、元気に生き生きと農業を続けていける社会はどうしたら実現できるのでしょうか。
 まだ冬なのに、春の草花の咲き始めた畑で、五嶋さんの笑顔を見つめながら、人はいかに生きるべきか、人の一生の限られた時間と私たちの社会のありようを考えさせられました。
(地球畑代表 大和田 明江)






芽


学校給食に、有機農産物を!
有機農業で子どもたちの未来を守ろう!


 地球畑は生まれて二九年目。もうすぐ30年になります。
 農薬を使わずに農業ができるか?という時代に、有機農家の仲間が集まって、みんなで組合を作り、その七年後、生産者と消費者が繋がりあう場を、と願って地球畑というお店が生まれました。
 地球畑が地域の皆さんと繋がり合い、たくさんの生産者や消費者の皆さんと共に歩んだ道は、日本の有機農業にとっても貴重な歩みであり、とても幸せなことだったと思います。

 日本は有機農業後進国。認証を受けた有機JASの農産物がまだ0.2%台。認証受けてない有機農産物まで含めて、ようやく1%というところです。
 私たちのかごしま有機生産組合が、有機農家だけのグループとしてはわずか162の農家で全国一といわれる現状は、この間日本の有機農業がいかに低迷を続け、世界の潮流に逆行し続けてきたかを表わしていると思います。


深刻さを増す日本の食卓
その日本でも、農業を志す若者の多くが有機農業という時代になりつつあります。
が、その一方でTPP協定が発効され、日本の食を取り巻く状況はますます深刻さを増しているのです。
 昨年の12月、東京で開かれた種子法廃止に伴う全国会議に参加しました。
 日本はGM(遺伝子組み換え)作を年間数千万トンも輸入する輸入消費大国。輸入されるトウモロコシ、大豆、菜種、ワタなどの農産物の実に9割以上がGM品種。
そして、日本人が一年間に消費するGM作物の量は、米の年間消費量(約800万トン)の2倍以上に相当するとのこと。
(東京大学 農業資源経済学専攻経済学研究室 研究報告書より)
 また、日本で使用が認められている遺伝子組換え作物は2019年8月現在で320種。2018年一月段階では日本309種、米国197種、韓国164種、EU99種、中国64種、ロシア24種、インド11種で、ダントツトップの遺伝子組み換え承認大国です。(※1)
こうした現実を日本の消費者はどれだけ知らされているでしょうか。
 食用油や果糖ブドウ糖液糖、調味料、飼料など今やありとあらゆる食品に利用され、日本のGDPに大いに貢献してると言われる遺伝子組み替え食品。それがなければ、鶏肉も卵も約2倍の価格になると東京大学の研究データが出されています。
 除草剤グリホサート耐性の大豆やトウモロコシ、小麦などが何の規制もなく輸入され、多くの食品に使用されている日本。(※2)
 そして今「遺伝子組み換え農産物の新規承認を促進する」というTPP協定の下、生命の根源である種子や種苗にまで影響が及ぶ状況が生じているのです。


大きく変わった韓国の学校給食
 同じ自由貿易体制にある韓国では、子ども達の学校給食に有機農産物が使われるようになっています。
ソウル市では2021年までに全ての学校給食で無償化と有機農産物の使用が決定とのこと。
 日本では千葉県いすみ市で有機米全量の学校給食が実現しました。福井県羽咋市でも。
ようやく「子供達の学校給食は有機農産物で」という動きが広がりつつあります。

 農薬や化学肥料だけでなく遺伝子組み換え技術を認めないという有機農業の理念は、国際的にも食の安心安全の最後の砦なのです。遺伝子組み換え農産物は環境中に放出された時の影響が計り知れないからです。


孫の孫の世代までつなぐ命のために
かごしま有機生産組合が生まれた1984年ごろ、最初の出荷先は大阪の学校給食でした。
 流通ルートもなく、自宅を事務局に五ヶ別府町の山の小さな納屋で、子どもたちに手伝ってもらいながら、大阪の学校給食に送るみかんを数えたのが懐かしく思い出されます。
 アトピーの子どもを持つ親として、鹿児島でも有機の野菜や果物が求められ、学校給食に使われる時代になることが心からの願いだったはるか昔。
日本も子どもたちの未来を真剣に考える時がきているのです。

(※1)通称遺伝子組み換え規制法といわれるカルタヘナ法に基づき、生物多様性に影響が生じる恐れがないものとして環境大臣及び農林水産大臣が使用規程を承認したGM農産物
(※2)トウモロコシはその四分の三が飼料に、残りがコーンスターチなどに使用。大豆やナタネは油に絞られた後、粕は飼料に。油にも飼料にも表示がないため、食べている実感がありません





芽


地球畑通信

こんにちは、ヨーロッパにオーガニック留学に行っている山浦です。
今回はイタリアのスローフード運動について、お伝えします。

 「スローフード」という単語を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。忙しさに縛られる生活や、世界の均質化(伝統や文化の喪失)に、食卓から対抗しよう!というイタリア発祥の運動です。世界中に広がっています。
 オーストリアで手作りヤギチーズを作っている農家さんのお話を聞きました。
伝統的な製法のため、手間がかかるわりに生産量は少ない。
でもそのチーズの質はとても高く、価値があるものです。

ヤギのチーズ屋さん

しかしながら、今や、スーパーで凄く安くそこそこ美味しいチーズが買えちゃいます。
消費者が安いチーズを買うことで大きい企業が儲かり、小さい生産者が廃業になっている現実があります。その結果、どんどん、伝統的なチーズの作り方は失われていっています。
失ってしまったら取り返しはつきません。スローフードは、こういう小さい規模の、質の高い生産者を応援する運動でもあるんです。

 現代の、世界の食ビジネスはどんどん肥大化していっています。  私たちはあまりにも、食べることを人任せにしてしまっています。子供のアトピーや、生活習慣病、サラリーマンの過労死・・・。現代の名前を持たないみんなの不調は、狂った食が原因だと確信しています。
 科学技術は否定せず、でも人間らしいスピードで、知的に進歩することはできるはず。その答えが、スローフードなんだと思います。
 イタリア人は、地元の料理や食材にとてもプライドを持っています。自分で育てて、加工する。地域のお気に入りの店のものを買う。テーブルをセッティングして、ゆっくり語らいながら食べる。
スローフードを日常的に垣間見ています。
私もこういう食からライフスタイルを変えていきたいと思います。

ブログを書いています。良かったら覗いてみてください。
「寝ても覚めても食うことばかり」



 



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