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地球畑通信 2022年 春号
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■トピックス
・農家インタビュー「縁あって有機農家」
・地球畑30周年記念式典を開催しました!
・記念式典リレートーク


双葉


地球畑通信
原点に戻る
県内の工業高校を卒業してすぐに関西方面の電力会社に入社。
サザエさんのマスオさんと波平さんが仕事帰りに屋台に立ち寄るシーンを見て都会に憧れていたのです。
五年で帰ろうと思っていたのですが、ちょうど関西空港の建設の時期で、その電力供給工事に携わることになりました。仕事が楽しく、気がつくと二十三年が過ぎていました。
まだ橋もかかっていないくて、漁船に乗せてもらって現場に通ったり、船長からお魚をもらったり、いい思い出です。
会社には人生を立ち止まって考えてみるための「ライフプランニング休暇」の制度があり、久しぶりにゆっくり帰った実家で両親の体力の衰えを実感。
仕事は充実していましたが、会社の敷地にちょっとした畑を作ったりして、やはり土を触るのが好きでした。
今ならいろいろと教えてもらいながら後を継げると思い、退職届を出しました。会社には自分の代わりはいくらでもいるが、家族には自分が必要だと思いました。
ちょうど東日本大震災の年のことです。


有機と出合う
後を継ぐといっても両親は子牛の出荷をする繁殖経営の仕事が主で、自分は子牛を出荷するという仕事はどうも気が進まず(ドナドナが聞こえてきて・・・・)、椎茸でも育てるかというスタートでした。
椎茸は春秋しか仕事がないので、ハローワークに行ってみたところ、姶良の有機農家さんから募集があって行ってみました。
そこでは短期の募集じゃないと断られたのですが、その時、有機農業支援センターのポスターを見て、迷わず支援センターで学ぶことにしました。
支援センターでは一年間、座学と研修があり、研修先は霧島支部会の肥後さんのところでした。
振り返ってみると、自分と一緒に学んだ四期生はほとんど続いていなくて、自分は両親から譲り受けたものがあって本当に恵まれていると思います。一から始める人にとっては大変な世界です。


自分が幸せであってこそ
私も就農当初は時間的隙間ができたら、まだまだ未熟だとこだわりを詰め込んだひと手間農業で自己満足していました。しかし追求していくうちに余裕がなくなり体も壊しました。
自分が楽しくないといい野菜はできないと思います。今は無理しない作付けを心掛けています。
有機農業は、多品目を作れて飽きることがないところがいいと思っています。
自分が育てたものが喜ばれたときは本当にやりがいを感じます。いい野菜ができたら自分のおかげで、失敗したら他人や環境のせいにする農家にはなりたくないです。
有機農業は天然の力を大切に野菜と共に自分も成長させてくれます。



地球畑通信
全てのものを無理なく無駄なく
種から芽が出て苗が育っていくのが好きです。いずれは全ての苗を自分で育てたいと思っています。
肥料も自分が管理している小規模水力発電の水路に流れ込む山の落ち葉などで、落ち葉堆肥を試作中です。
その土地のものが一番土に馴染むと感じています。全てのものを無理なく無駄なく循環させるそんな農業をしていきたいです。
私が幸せな農業をしていれば、その土から気のいい野菜たちが育って、それを食べた人が幸せになってくれる、そう思っています。




芽


山の畑訪問記
畦地さんの畑は牧園町の高地。その山間の畑に、初めてお訪ねしたのは、いつだったでしょうか?新規就農して間もない畑がとても美しく、澄んだ山の空気と相まって、ずっと印象深く心に残っています。
戦後岩手の山奥で暮らした高村光太郎という詩人が、手紙の返事に「この封筒いっぱいの山の空気を送りたい」と書いた詩を思い出す山の畑。
伺った後、文章を書くのが苦手と言っていた畦地さんから、「利益重視の有機的野菜が大量に出回る中で、古風な有機野菜の未来は大丈夫でしょうか?」というメールが届きました。
「有機農業をやる!」と決意して始めたわけではないけれど、就農当初は何時間もかけて籾がら燻炭を作ったり、マルチを極力使わずワラを敷いたり、有機農業に必要だと思うことは何でもやろうと一生懸命だったという畦地さん。
メールには、体を壊して自分の限界を知り、なおも自分の農業の形を求めてやまない彼の真摯な思いが語られていました。「私は生産性を無視した時代遅れの有機農家です。私はこのままのやり方で大丈夫ですか?」と。
寡黙で多くは語らない畦地さんと山の畑で交わした会話は、さり気ないやりとりの中に濃厚な時間が存在していたのでした。
せっかく故郷に帰り、ご両親の仕事を継がなかったのは、音楽の教科書で習った「ドナドナ」。かわいい子牛を市場に連れていく仕事は無理だと思ったのだそうです。
子どもの頃聞いた音楽がそこまで影響するのか?と、あらためて哀愁を帯びたメロディーの由来を調べたら、作曲者はウクライナ生まれ、作詞者はベラルーシ生まれの、ともにユダヤ系アメリカ人。その底流に他民族への迫害や戦争を繰り返す、人類の愚かしさと、運命に翻弄されざるをえない存在の悲しみが流れていたのです。
そして、時あたかもロシアのウクライナ侵攻…。

(私事ながら、前出の高村光太郎との出会いは中学校の教科書。「美について」という彼の評論に感銘を受けてその詩の世界に惹かれ、第二次世界大戦の戦争協力への懺悔の思いから、晩年岩手の山奥で隠遁生活を送ったことを思い出しました。誰しもが多感な少年少女時代を経て歩む人生。大切な一生の大切な時。)

切れ切れの会話に、かえって想像力が触発され、質問も立ち入った話に。農業している時、早朝水力発電所に通う道々、お月様の夜などなど、どんな時間を過ごしているのか、と問う私に、結局自問自答させて「そうです!」と微笑む畦地さん。楽しいひと時でした。
帰るべき場所に帰って農業の道を生きる畦地さんのこれからを楽しみに、応援していきたいと思います。
(地球畑代表 大和田 明江)




芽
地球畑30周年


みな様に育てていただいた地球畑の30年。コロナ禍で開催が危ぶまれる中、限定的ではありましたが、関係者の皆様にお集まりいただき、記念式典を行うことができました。
基調講演は中島紀一先生。長く有機農業運動を率いてきた学会の重鎮であり、舌鋒鋭い理論家でもある中島先生は、また運動仲間であり、同志とも言える人。私が要望した演題を快諾くださったと思っていたら、講演の中で「私がこういう題をつけるはずもなく…」とおっしゃっていたので、要望に応えようと大量の資料を用意し、準備してくださったことがわかりました。
演題は「有機農業の希望と使命〜地球畑のこれから」
地球畑の30年、かごしま有機生産組合の40年を振り返り、跡付ける意味があるとその先進的な役割を語ってくださいました。「地球畑・組合の地域有機農業運動としての着実で構造的な展開は、様々な落差を乗り越え、ひとつの形の到達点として法則的な教訓が示されている。都市優位の時代が終わり、農と田舎優位の時代、自然と共にある農業の時代へ、ようやく希望が見えてきた」と。
講演は、大きな転換期であったこの30年の時代を分析、「みどりの食料システム戦略」をどう受け止め、人類史における希望として「自然共生」のあり方を考察するという、大きなスケールで語られ、その問題提起は深く情熱的。
時代の変り目を遅れてきた好機と受けとめ、そこへの現実的大道を思い切って開いて行くことが必要だと明快に結論づけられました。
私自身、30周年の記念誌のご挨拶に、「環境問題への関心から有機農業というものを知った若かりし頃、それは希望だと、行き詰まりを見せる社会のもう一つの道だと思いました。」と書きましたが、2006年有機農業推進法制定に向けて様々な動きがあった頃、東京駅前のお店などで真剣に語り合ったのを思い出します。
その2006年3月、「農を変えたい!三月全国集会」が東京都青年会館で開催され、全国から約600名が集合。私は中島先生からの連絡で、急遽司会を引き受けることになり、熱い話し合いに身を焦がす思いをしたのでした。本当に様々なことがありました。
そしてようやく、時代は有機農業推進へと動き始め…。転換期にふさわしい記念すべき講演となりました。
講演の後は「地球畑との出会い」をテーマにリレートーク。生産者、消費者の代表と地球畑の若きスタッフたち。持ち時間が限られる中、それぞれが真剣な想いを凝縮した言葉で繋げていき、地球畑を支える人の力をあらためて感じる一幕でした。
地球畑代表 大和田 明江



リレートーク

地球畑西田店 渡瀬 景子
地球環境や社会情勢の変動、有機農業の拡大、世代交代など、地球畑を取り巻く環境は大事な局面を迎えています。
生産者の顔が見える地球畑らしさを受け継ぎ、有機野菜を通じて体も心も健やかになることを、働くスタッフ自身が体現、発信できるような店づくりをしていきたいです。
知る人ぞ知るお店から誰もが知る地球畑へ、地域によりオーガニックな暮らしが広がり、繋がることを願っています。


地球畑カフェ 久野 かなえ
地球畑カフェとしてできること。
有機野菜の美味しさ・大切さを広め、少しでも多くの消費者の方々に有機野菜を食べてもらい、家庭でも使ってもらえるよう、お客様と生産者の方々をつなぐ架け橋のような存在になれればと思っています。また有機野菜がもっと身近に感じられるような、地域のイベントや学校や幼稚園などと協力して有機野菜をたべてもらえるような取り組みもできたらいいなと思っています。



薬剤師・地球畑ユーザー 森園 幹峰さん
地球畑との出会いは、関西人の妻が卵などのアレルギー体質で利用していたのが始まりでした。
あれから14年近い歳月が過ぎて、食品分野では遺伝子組み換え食品及びゲノム編集食品、また 医療分野では新型コロナのm-RNAワクチン等に関して、いずれも人間の遺伝子への将来的な影響が否定できない技術が、次々と利用されていく現実に恐ろしささえも感じています。
これからの地球畑は、有機農産物の具体的根拠も示していく事で、将来に不安を感じている消費者の最後の砦であり続けて下さい。


南薩支部生産者 寺川 敏朗さん
地球畑との出会いは、5年前に生産者になった時です。思う様に野菜ができず、自分や地域の環境にあった野菜作りを試していた時期でした。そんな時に野菜を置いて頂き、消費者からリアルなご意見も聞けて、より良い野菜を届けたいと強く思うようになりました。
また価格を自分でつけて販売する事で、自分の野菜栽培に対する責任感も増しました。野菜栽培に対するポジティブなモチベーションを持たせて頂き、それが今の私の野菜栽培の軸になっていると思います。感謝しています。


地球畑荒田店 鍋田 夏鈴
自然と食べることが大好きで、昨年4月から荒田店で勤務しています。大学 での「有機農業」という講義、環境未来館での講座などを受け、もっと有機農業を当たり前にしたい、有機で安心・安全という状況をもっと浸透させたいという思いが強まりました。私達が目指す未来に向けて、つなぐ人として、微力ながらも私にできることに直実に取り組んで参りたいです。

かごしま有機生産組合 加工事業部 内徳 健史
大学で全国の農山村の地域振興の事例や取組みを学ぶうちに「命の源になる食材を育てる農家こそが幸せで豊かな社会」であるべきではと思い至り、私に何か出来ないものかと築地の青果市場を経て鹿児島に帰郷しました。
地球畑を展開するかごしま有機生産組合の一員になった今では、「地球畑original」ブランドのベビーフード等の加工品を製造販売し「ひとりでも多くのベビーを笑顔に」と新しい加工施設の建築に向け準備中です。




芽






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地球畑通信 2022年 冬号

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